レッスン1 室内栽培の始め方

大麻の室内栽培を始めるために必要な場所や道具について解説しています。記事の手順通りに考えて行動するだけで、初心者の方でも大麻栽培のファーストステップを完了することができます。

大麻栽培は専門的で難しいことだと思っていませんか?

実は、大麻は非常に適応力の高い植物ですので、育てて収穫すること自体は意外に簡単です。

はじめから全てが完璧である必要はありません。

どんなことに関しても実際にやってみることが上達への近道です。

この文章に書かれている通りに行動するだけで全くの初心者の方でも大麻を栽培することができますので心配はいりません。

1. 大麻を栽培する場所を決めよう

まずは屋内のどこで大麻を栽培するのかを考えます。

ワンルームの一角や、クローゼット、はたまた押し入れで育てることも可能です。

わざわざ大麻栽培専用部屋を作る必要はありません。

一株育てるのに必要なスペース

広さ1m²、高さ2mほどの空きスペースで、少なくとも4株の大麻を同時に育て ることができます。

もちろん、品種や育て方によって大麻がどれくらいのサイズまで成長するかは大きく変わりますので、あくまでも目安です。

逆に、もしも小さなスペースしか栽培に使えないようであれば、サイズの小さい大麻の品種を選んで育てれば良いのです。

室内大麻栽培に適した場所

自分の生活空間や水場から近い方が世話をしやすいです。

コンセントが近くにあると便利です。

また、空気の入れ替えがしやすいように窓から近い場所が適しています。

2. 大麻栽培に必要な道具を集めよう

次は、栽培に必要な道具を集めていきます。

結局のところ、水、光、土、栄養素があれば植物は育ちます。

様々な道具を用いることで、大麻が育つ自然の環境を人工的に再現していくイメージです。

絶対に必要な道具

大麻を栽培するために必要な道具を紹介します。

6〜7万円程度で全て揃えることができます。

Amazonをはじめとするネット通販や、ホームセンターで簡単に入手できるものばかりです。

グロウボックス

グロウボックスは大麻の匂いが外に漏れないようにしたり、室内の汚れを防いだり、光を遮断したりとたくさんの役割があります。

グロウボックスのサイズは、80×80×160cmのものや、100×100×200cmのものなど様々な種類があります。

品種や育て方にもよりますが、80×80×160cmのグロウボックスであれば、最大で2株ほどの大麻を育てることができます。

100×100×200cmのグロウボックスであれば、4〜6株程度は余裕を持って育てることができます。

以上の数値を目安に、どのグロウボックスを買うか決めましょう。

LEDライト

sf4000 g860w

これが無いと室内大麻栽培はできません。日光の代わりです。大麻が育つには1株あたり最低でも400W相当のライトが必要です。2株であれば800W相当です。

以上の数値を目安に、栽培する株数に合わせたライトを購入しましょう。

栽培に使えるライトは、蛍光灯やHPSランプなどを含む複数の種類がありますが、電気代の安さや使用期間の長さからLEDライトがおすすめです。

コンセント用タイマー

timer

大麻栽培では発芽〜開花期は毎日18時間ライトを照射して、6時間消灯します。

開花期は毎日12時間ライトを照射して、12時間消灯します。

手動でライトをオンオフすることもできますが、タイマーがあったほうが確実に楽です。

換気扇と脱臭フィルター

fan

換気扇とカーボンフィルターを接続し、グロウボックスに取り付けることで空気の入れ替えと消臭を同時に行うことができます。

カーボンフィルターの威力は想像しているよりも凄まじく、外に匂いが漏れることはほとんどありません。

100×100×200cm以下のサイズのグロウボックスであれば、200CFM前後のものを購入します。

CFMとは、毎分何立方フィートの空気を移動させることができるかという単位のことです。

植木鉢

10号もしくは20ガロン以上のサイズを購入します。

植木鉢の材質はプラスチックやセラミック、ファブリック(布)などの種類があります。

どれを選んでも問題無く大麻を育てることができますが、初心者の方には軽く持ち運びしやすく、水はけがよく、安価なファブリックの植木鉢をおすすめしています。

堆肥とパーライトが含まれた培養土のうち、できるだけ値段の高いものを買いましょう。ココも良い選択です。

堆肥とは、有機物が微生物によって分解されてできる肥料のことです。堆肥が土に含まれていることによって、自然な栄養分をゆっくりと大麻に与えることができます。

パーライトとは改良用土の一種で、土に含まれていると水はけがよくなります。

堆肥以外の肥料が含まれたものは避けた方が無難です。

底に穴が空いている鉢植えを使う方は、ついでに穴を塞ぐための石も入手します。

肥料

写真のように大麻に特化した肥料を入手できると一番いいですが、普通の野菜を育てるのに使うような肥料でも大麻は育ちます。

たとえば、トマトを育てるのに適した肥料であれば大麻を育てるのにも適しています。

肥料を選ぶ時の参考にしてください。

肥料を買うと、どれくらいの時期にどれくらいの量を与えればいいのか記されたスケジュール表がついてきます。

肥料やりは基本的に付属のスケジュールにしたがって行います。

加湿器

大麻の成長段階に合わせて最適な湿度環境を作ることで光合成の効率が上がり、より大きく育ちます。

グロウボックス内に設置できるサイズのものであればどのような製品でも問題ありません。

温湿度計

湿度と温度を数値によって管理するために必要です。

ジョウロとバケツ

ジョウロもバケツも半透明の目盛り付きのものを購入します。

3. 栽培環境を構築しよう

必要な道具が揃ったら、実際の栽培環境を構築します。

グロウボックスを組み立てて、上からライトを吊るし、換気扇を取り付けます。

購入した道具の説明にしたがって作業を行ってください。

細々と揃えるのが面倒な場合は、グロウセットがおススメです!